たち目かがり押さえ使用時のご注意とお願い
「たち目かがり押さえ」使用時のご注意とお願い
「たち目かがり押さえ」は、必ず指定された模様のみでお使い下さい。(JUKIエクシードとブラザーフェリエ・アデッソは液晶画面に表示されます。ジャノメDP-310は模様表示の下部に記載されています)
「ジグザグ縫い」については、ミシンによって「たち目かがり押さえ」の使用を指定していない場合がありますので、必ず説明書をご確認ください。
指定された模様であっても、針の振り幅を調整すると、押さえ金に針が接触する危険性があります。
古いミシンの場合、寒い時期になりますと、針の振りが悪くなっている場合があります。(振り幅が設定値よりも狭くなっている)
「たち目かがり押さえ」を使用後に、直線縫いに戻る場合、必ず、元の「ジグザグ押さえ」(ミシン購入時に最初にミシンにセットされていた押さえ金です)に交換してください。「たち目かがり押さえ」のままで直線縫いをすると、針が押さえ金に接触する危険があります。
必ず、「針」が「押さえ金」に接触しないか確認してから作業してください。
押さえ金に針が接触すると、押さえ金を破損するだけでなく、ミシンの故障、怪我の危険があります。
取り扱い説明書をご覧いただき、正しくお使いいただきますようお願い致します。
針が接触してキズが付いた押さえ金を使用すると、糸がキズに引っかかり、故障を誘発する可能性がありますので、使用しないでください。
補足
左側がジャノメの「たち目かがり押さえ」です。
右側は、ブラザー、JUKI、その他のメーカーの「たち目かがり押さえ」です。
操作方法を、お間違えになると、
赤丸の部分に針が接触(直撃の場合あり)します。
左側の押さえ金の場合。
白いブラシ部分に隠れて見えていませんが、点線部分にも、もう1本針金があります。
赤丸の部分に針が当たった押さえ金です。
右側は拡大した画像です。
画像のキズは大きいですが、当たり具合によって、小さなキズが付いている場合もあります。この部分にキズが付いた押さえを使用すると、糸がキズにひっかかり布が進まなくなります。さらに別の故障を引き起こす可能性がありますので、キズが付いた押さえ金は使用しないでください。